| このページは 2007年 09月 16日 16時49分15秒に巡回更新されました。 |
[引用サイト] http://www.atmarkit.co.jp/fxml/column/w3c2004/01.html
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2003年末にはRDFやOWLを中心に勧告案へと昇格した文書が14本もありました。現在はゴール手前に大量の走者が押し寄せているような状態です。今月は2003年の文書更新を振り返り、2004年を展望してみることにしましょう。 それではW3Cの動きから見ていきましょう。12月の発表は勧告がなし、勧告案が14本、編集済み勧告案が1本、勧告候補が1本でした。勧告案は通常なら数本程度なのに、12月は一気に14本も昇格したので目を見張りました。最後の音声統合マークアップ言語を除き、いずれもレビュー期間は2004年1月中に終了するので、2004年早々には一斉に勧告に昇格する可能性が高そうです。 OWLの6本は、概要、ガイド、リファレンス、セマンティックと絶対構文、テストケース、利用例と要件です。OWLはセマンティックWebを構成する重要な要素で、Webコンテンツを単に人間に見せるだけでなく、アプリケーションによる処理を可能にするための言語を規定します。 同じくRDFの6本は、コンセプトと絶対構文、セマンティック、入門、スキーマ、RDF/XML構文仕様(改訂版)、テストケースです。RDFとはXMLをベースにしたメタデータ記述言語で、ニュース速報やWebサイト更新情報の配信などに利用されています。 編集済み勧告案はXMLインフォメーションセット第2版です。もともと2001年10月に勧告になったものですが、XML 1.1と名前空間1.1に対応して改訂版を出すことになりました。 今回発表されたドラフトはラストコール付きが3本、それ以外が8本で合計11本でした。ノートはありません。 ラストコール付きドラフトはWorld Wide Webのアーキテクチャ第1版、CSS印刷プロファイル、CSS3ページメディアモジュールの3本です。World Wide Webのアーキテクチャの内容は主に識別のURI、相互作用、データ形式で構成されています。今回はタイトルに「第1版」と追加し、遂にラストコールまで進みました。タイトルから分かるようにWorld Wide Web技術の根幹を解説する内容なので、今後長らくWorld Wide Web技術の進化とともに版を重ねる文書になりそうです。 ラストコールなしの文書は8本です。初登場が6本も見受けられますが、多くはSVGやXSLなど基本的な仕様がバージョンアップしたものです。まず前半の4本から見ていきましょう。 Basicの2つがまとめられていて、後者はSVG Tinyの要件です。3本目のWCAG 2.0のHTML技術はアクセシビリティの一環です。Webコンテンツを中心としたアクセシビリティで使用する技術が解説されています。4本目はWebサービスの国際化のための要件です。多国間でWebサービスを用いるときの要件がまとめられています。 1.1は1.0をベースに画像スケール、表、参照などの機能改善が加えられています。最後の2本はEMMAとXQuery 1.0のXML構文で更新が加えられました。 2003年の技術文書更新を振り返ってみましょう。2003年に生まれた勧告を大まかにいうと、DOM2 HTML仕様、SVGが2本(SVG 1.1とモバイルSVGプロファイル)、XPointerが3本、SOAP 1.2が4本、XForms 1.0、XMLイベント、MathML2.0第2版、PNG第2版の全部で14本です。2002年には7本でしたから数で単純比較すると2倍になります。しかし細分化されたものや改訂版もあり、かつ年間の総更新本数は前年とほぼ同じなので、実質的な技術文書発表ペースはほぼ定常と見ていいでしょう。 今年はどれだけ勧告が出るでしょうか。少なくとも2003年の倍はいくと予想できます。なぜなら2004年1月時点で勧告まであと一歩の勧告案が17本、編集済み勧告候補が2本もあるからです。これらは近いうちに確実に勧告へと進むでしょう。ちなみに勧告候補は現時点で16本です。勧告候補は勧告案ほど確実性はありませんが、大半は勧告へ進む可能性を秘めています。 具体的な分野でいうと、まずRDFやOWLがあります。これらはセマンティックWebを構成する技術の下から数えて3〜4層目を担うものです。 図 セマンティックWebアーキテクチャ(ティム・バーナーズリー氏の資料より転載) この領域が勧告になると2000年から始まったセマンティックWebの構想がより実現に近づきます。今年はRDFとOWLの確定と、より上層の技術開発が期待できそうです。 1.1、XML名前空間1.1が勧告案にあります。これと並行して改訂される技術文書、例えばXMLインフォメーションセットなどもあるでしょう。また、XSLT ほかにも、今年飛躍が期待できる技術としてはDOMレベル3(DOM3)も挙げられます。DOM3は多くがまだ開発途上ですが、今年は徐々に確定していくことでしょう。 期待は膨らみますが、そうはいっても、勧告ではまだ机上の完成にしかすぎません。技術は実装されて初めて価値が発揮されるのではないでしょうか。今年もまた技術文書の確定以上に実運用への進展を期待したいと思います。 Profile 1.0a(日本語訳版)のテストツールやベンダ10社によるサプライチェーン向けサンプルアプリケーションが並んでいます。 1月の注目イベントにはDevelopers Summit 2004(通称、デブサミ2004)があります。XML/Webサービスはもとより、.NET、J2EE、開発プロセスからシステム管理など、各分野で名を馳せるリーダーたちが企画したカンファレンスなので、現実的な技術を学べることでしょう。 W3C関係者がまた功労をたたえられました。2003年12月31日に英国で新年の叙勲者リストが発表され、W3Cディレクターであるティム・バーナーズリー(Tim Berners-Lee)氏は英国女王からナイトの爵位を授与されることになりました。現在バーナーズリー氏は米国在住ですが、出身はロンドンでオックスフォード大学を卒業しており、英国市民なのです。今回の叙勲では長年にわたるWorld Wide Web技術への貢献がたたえられています。同氏は「この名誉はWebの実現に導いたWeb開発のコミュニティ、およびインターネットの発明者や開発者全体に与えられるものです」とコメントしています。ちなみに爵位は多少差がありますが、今年の叙勲者リストにはロック歌手のミック・ジャガー氏、ラグビーイングランド代表のウッドワード監督らも名を連ねています。 QAフレームワーク:仕様ガイドラインが勧告に昇格 (2005/10/21) データベースの急速なXML対応に後押しされてか、9月に入って「XQuery」や「XPath」に関係したドラフトが一気に11本も更新された 文字符号化方式にまつわるジレンマ (2005/9/13) 文字符号化方式(UTF-8、シフトJISなど)を自動検出するには、ニワトリと卵の関係にあるジレンマを解消する仕組みが必要となる XMLキー管理仕様(XKMS 2.0)が勧告に昇格 (2005/8/16) セキュリティ関連のXML仕様に進展あり。また、日本発の新しいXMLソフトウェアアーキテクチャ「xfy technology」の詳細も紹介する ホワイトペーパー利用者に「Amazonギフト券」を抽選で100名様にプレゼント!――TechTargetジャパン リニューアル・キャンペーン @ITトップ|XML & SOAフォーラム トップ|会議室|利用規約|プライバシーポリシー|サイトマップ |
[引用サイト] http://www.atmarkit.co.jp/fxml/column/w3c200201/200201.html
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お正月休みに入る直前まで、W3Cの動きは活発でした。11月から12月にかけてはW3C Dayをはじめとしたイベントが続きましたし、一通りイベントが終わり、12月後半になると突如ラストスパートをかけるかのようにドキュメントが一気に更新されました。W3Cからのクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね。 W3Cのトップページ、右列上部は、従来のW3C独自の検索機能から、Googleを使った検索機能に置き換わりました。これでW3C内の検索機能が強化され、World Profileが勧告になってから3年がたち、新しいバージョンとして発表されました。今回のバージョンアップで、より実用性が高まりました。 冒頭にも述べましたが、月末にはドキュメントの発表ラッシュがありました。わずか数日のうちに20余りが発表になりました。12月20日には1日に9つも発表されています。この数の多さは十分にW3Cが活発であったことを裏付けていますが、最近発表になる勧告は、すでに勧告になった仕様の応用や、複数の標準仕様の複合であったりするので、以前よりドキュメントの数は増える傾向にあるようです。あまり数の多さだけに踊らされてもいけませんね。 12月に発表になったドラフトは19もあるので、発表された順に分けて解説していきましょう。数は多いですが、関連した仕様ごとにまとめて発表されている傾向があります。 まず、12月上旬から見ていきましょう。XForms 1.0は2001年8月末以来の更新となります。次のドラフト更新時にはラストコール付きの最終ドラフトとなるようです。次のDOM2 次に12月18日にはSOAP 1.2のパート0〜2までの3つ、それからXMLプロトコル利用のシナリオがまとめて発表されました。SOAP 1.2が2001年の7月に初めて発表になったときは1つのドキュメントでしたが、10月の更新でパート1と2に分かれ、今回の発表で導入部としてパート0が追加され3本立てになりました。また、SOAPに関連してXMLプロトコル利用のシナリオが発表されました。 2.0 として最初のドラフトが発表になりました。XSLT 1.1というのもありましたが、このドラフトはもう更新されないドラフトとなったので、XSLT 2.0へ移行したと考えていいでしょう。また同様にXPathも2.0のRequirementが2001年2月に発表されましたが、今回XPath2.0として最初のドラフトが発表になりました。 Query Use Casesが発表されました。XPath 2.0はまだドラフトが発表になったばかりですが、互いに連携して仕様を固めていくようです。 TV Profile 1.0は、CSS2をテレビに対応にした仕様です。これらの仕様によりWeb利用領域はますます拡大されていくことでしょう。 12月はノートの発表も多くありました。ノートはドラフトと違って勧告へと発展するものではありませんが、参考文書として発表されます。参考までにタイトル一覧だけ掲載しておきます。 QAフレームワーク:仕様ガイドラインが勧告に昇格 (2005/10/21) データベースの急速なXML対応に後押しされてか、9月に入って「XQuery」や「XPath」に関係したドラフトが一気に11本も更新された 文字符号化方式にまつわるジレンマ (2005/9/13) 文字符号化方式(UTF-8、シフトJISなど)を自動検出するには、ニワトリと卵の関係にあるジレンマを解消する仕組みが必要となる XMLキー管理仕様(XKMS 2.0)が勧告に昇格 (2005/8/16) セキュリティ関連のXML仕様に進展あり。また、日本発の新しいXMLソフトウェアアーキテクチャ「xfy technology」の詳細も紹介する ホワイトペーパー利用者に「Amazonギフト券」を抽選で100名様にプレゼント!――TechTargetジャパン リニューアル・キャンペーン @ITトップ|XML & SOAフォーラム トップ|会議室|利用規約|プライバシーポリシー|サイトマップ |